おまかせNews6月号

おまかせサーバサービスご利用のお客さま　へ

おまかせNews　6月号をお届けします。

　今月は、6/14にリニューアルいたしました「ログ分析サービス」と
5月にお問い合わせの多かった「DNS」についてお話させていただきます。

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　　　　　　おまかせNews　－　2004年6月号
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目次：　1.新しくなった「ログ分析サービス」～Urchin～のご紹介
　　　　2.DNSの役割とその重要性について
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1. 新しくなった「ログ分析サービス」～Urchin～のご紹介
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　6月14日に「ログ分析サービス」がリニューアルし大変利用しやすく
なりました。

「ログ分析サービス」は、お客様のホームページのアクセス状況を集計
したものを、ブラウザ上でご覧いただけるサービスです。

例えば

自社のホームページってどの位の人が見てくれているのかな？
　　　　→アクセスされた延べ人数がわかる！

どんなキーワードで検索されてきたのかな？
　　　　→検索されやすいサイト作りに役立つ！

などホームページの現状を把握することができます。
お客様のアイデアで、マーケティングにご活用下さい。

サンプルページをご用意しておりますので、ぜひご覧下さい。
http://member.omakase.jp/spec/web/samplelog.html

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2. DNSの役割とその重要性について
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　インターネットを利用していると、「DNSサーバ」、「DNSサービス」
という言葉を耳にすることがあると思います。おまかせサーバサービス
でもお客様の「DNSサーバ」を管理させて頂いておりますが、ではこの
「DNS」というのはどのような役割を担っているのでしょうか。

＜DNSの役割＞
DNSは、正式には「Domain Name System」といい、各頭文字をとって
「DNS」と言われています。「DNS」は以下のような大切な役割を持っ
ています。

「数字だけのインターネットを覚えやすく！」

本来、メールを配信したりウェブの情報発信等をするサーバやお客様が
お使いのパソコンは、インターネット上でのいわゆる「番地」を「IP
アドレス」という「数字」でのみ理解しています。
IPアドレスとは、「192.0.2.1」のように、4つのブロックで区切られて
いるものです。サーバ同士、パソコンとサーバなど、インターネットに
接続されている全ての機器は、このIPアドレスのみで相手を特定してい
ます。
ところが、私たち人間は「数字だけ」という番地はとても覚えきれません。
そこで、
192.0.2.1　←→　www.example.co.jp
のように、「IPアドレス」を私たちが覚えやすい「名前（ドメイン名や
ホスト名）」に変えるシステムが「DNS」なのです。

＜DNSの利用＞
では、「DNS」はインターネットを利用する上で、どこで使われている
のでしょうか。

例えば、
・「example.co.jp」というドメインを取得し、インターネットユーザからこの
ドメインのウェブへのアクセスや、お客様がメールを受信する際に利用される
DNSについてご説明します。
（おまかせサーバサービスではこの際に利用されるDNSサービスを提供しております）

まず、おまかせサーバサービスセンタでは「example.co.jp」のDNSには例えば
　・www.example.co.jp　は、「192.0.2.1」というIPアドレスを指し示す
　・smtp.example.co.jp　は、「192.0.2.2」というIPアドレスを指し示す
　・pop3.example.co.jp　は、「192.0.2.3」というIPアドレスを指し示す
という情報を設定します。
お客様にとっては、
　・送信サーバ　smtp.example.co.jp
　・受信サーバ　pop3.example.co.jp
　・ウェブサーバ　www.example.co.jp
という名前（ホスト名）だけを覚えていればよいのですが、前述の通りインタ
ーネット上の「番地」はIPアドレスで指定しますので、「example.co.jp」で
あらゆるサービスを利用するには、この対応付けの設定とその設定のあるDNSの
存在が重要だということになります。（※1）
逆に言えば、この「DNS」が停止してしまいますと、
「pop3.example.co.jpでメールの受信ができない」
「www.example.co.jpのホームページが見えない」
などという現象が起こるということになります。

もう一つ、インターネットを利用する上で、重要なDNSサービスがあります。
・ホームページを見る
・メールの送受信をする
など、お客様のパソコン上からインターネットへアクセスする際に利用されるものです。

例えばブラウザに「www.example.com」とURLをキー入力（もしくは
ブックマークなどから選択）した場合、パソコン内では数字であるIPアドレス
によって宛先を認識するため、
「www.example.comはどのIPアドレスになるか？」という変換が行われなければ
なりません。
この際の対応付けをパソコン内でも行うためのDNSが必要となるわけです。

この用途の場合は、通常お使いの回線提供プロバイダに設置されているDNSを
利用するのが一般的です。
（おまかせサーバサービスではこの際に利用されるDNSサービスは提供しておりません）

あらゆるプロバイダや組織にあるDNSサーバは、お互いに情報をやりとりして
います(※2)。そのため、回線提供側で設置しているDNSでも、おまかせサーバ
サービスで設定した「example.co.jp」のDNS情報を知っているということにな
ります。

※1　お客様側で、「DNSサーバ」を管理されている場合もありますので、その場合は
　　お客様側にあるDNSサーバが上記の役割を全て担っているということになります。
※2　DNSサーバは、自分以外で管理している情報を一度取り込むと、「キャッシュ」
　　という機能を使って、ある程度は情報を取りに行かず、自分のところで情報を
　　保持し続けます。そのため、例えば、おまかせサーバサービスセンタで
　　「example.co.jp」の情報を書き換えた場合、すぐには他のDNSサーバには反映
　　されないということもあります。

以上、簡単に「DNSの役割とその重要性」をご説明いたしましたが、普段は
あまり意識しないサービスのため、非常にわかりにくい部分がございます。
ですが、実はインターネットがこれだけ普及したのもこの「DNS」の存在が
大きく、また日常的に利用する上でも一番と言っていいほど「重要」なサービス
が「DNS」であるといっても過言ではありません。おまかせサーバサービスセンタ
ではその重要性のため、お客様のDNSを現在は複数台のサーバにて運用しております。

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