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おまかせNews 12月号をお届けします。

今月は、ボット型ウイルスについてのお知らせです。

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          おまかせNews − 2005年12月号
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目次: ボット型ウイルスについて
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ボット型ウイルスについて
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今回は、2005年に入って増加している「ボット」ウイルスについてお話します。

・ボット型ウイルスとは?
ネットワーク(インターネット)を通じて外部からコンピュータを操ることを
目的として作成されたプログラムです。
感染後、遠隔操作によって与えられた指示に従って処理を行います。
この動作がロボットに似ているところから、ボットと呼ばれています。

・特徴
1)亜種が非常に多い
2)ボットネットを作成する
3)さまざまな機能を実装する

1)亜種が非常に多い
ボットは「オープンソースのウイルス」と呼ばれ、ソースコードがネット上に
公開されています。またプログラムがわからなくても簡単に改良できるソフト
なども存在しており、亜種・変種の多さが特徴です。

2)ボットネットを作成する
ボットネットとは、ボットに感染したコンピュータ同士により構築されたネット
ワークを指します。これによって、単体のコンピュータに対する感染被害や
情報漏洩だけでなくネットワーク全体に対して大きな脅威となります。

3)さまざまな機能を実装する
遠隔操作という観点から、多様な不正活動を行います。
大量メール送信や中継サーバとなる「迷惑メール」、詐欺メールや偽サイト
などの「フィッシンング詐欺」、個人情報やIDパスワードなどの「情報漏洩」、
ネットワークを通じての「感染活動」など、数を上げたらきりがありません。

以上、特徴をご説明致しましたが、今までのウイルスと何が違うの?と思わ
れるかもしれません。そういう意味では情報漏洩や感染など何ら変わりあり
ません。

しかし、遠隔操作ができることによって悪意のあるユーザが特定の目的で
情報収集や迷惑メールを送信する、つまり何らかの(悪い)意志を持って
不正活動が可能となったのです。

今までの無差別に感染をするウイルスとは違い、より脅威といえるでしょう。


・対策
実は対策といっても、特別な対策方法が存在するわけではありません。
一般的なセキュリティ対策を行う事です。

1)OSやアプリケーションをアップデートする
2)セキュリティ対策ソフトのウイルス定義情報を更新する
3)信頼できないサイト/メールは、不用意に閲覧/クリックしない

インターネット利用が普及した環境では、常にウイルスの危険にさらされています。
当たり前のようですが、上記対策を続けることが一番の対策といえます。

年末大掃除のように、お使いのコンピュータも万全の状態で新年を迎えましょう。
弊社、ウイルスチェックサービスもご検討下さい。

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